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男はいくら結婚しても一人になりたい時があるもんなんですね!
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刑事ジョー ママにお手上げ
楽しき負の遺産!我らがスタローンのフィルモグラフィーの中でも異色中の異色作である。

スタローンの経歴上、忘れてはならないのがアーノルド・シュワルツェネッガーとの激烈な競作合戦であろう。

二人は肉体派スターと崇められ、鍛え上げた強靭な身体を駆使した数々のアクション映画で双璧をなしてきた。まさに同時代を生きた二大筋肉ヒーローである。

ブルース・ウィリスを加えた3人でレストランチェーン「プラネットハリウッド」を共同経営するなど仲の良さをアピールしてはいるが、現在に至っても依然、不仲説は絶えない(笑)。

しかし、良きライバル関係である事だけは疑い様のない事実であろう。



80年代後半から90年代にかけてシュワちゃんは役者としての新境地を目指し、コメディに挑戦する。その試みは『ツインズ』(88)、『キンダガートン・コップ』(90)など一定の成功を収めたのはご存知の通り。

それに負けじと奮起したスタローンは「よせばいいのに…」と云うファンの嘆息を無視してジョン・ランディス監督『オスカー』(91)に主演。見事玉砕する。



そしてムキになったのか、再び挑戦したのが本作だ。

が、本作でも周囲の予想通り敢え無く玉砕。

劇中のあるシーンで見られるスタローンの○×姿がある意味、トドメをさした次第である。「ご乱心?」と疑われて仕方のないオールドファン絶叫必至の衝撃シーンとなっている。

分をわきまえない「I’ll be back」のギャグも、悲しいかなダダ滑り。

あきらかに本作でスタローンの名声は地に落ち、氷河期を迎える事となる。

(とは云え、すぐ翌年のレニー・ハーリン監督『クリフハンガー』(93)でアクション復帰し、とりあえず人気は返り咲くのだが…)



と云う様に本作はスタローンにとって恥ずべき負の遺産となり、ファンの間でもなかった物にしようとする動きすら見受けられる、いわゆる“禁句作品”である。



舞台はロサンゼルス。市警の敏腕刑事ジョーの元にニューアークからママが訪ねて来る。強面で売るジョーもママの前ではまだまだ子供。生活習慣、部屋の整頓、恋愛面と何事にも口を出し、常に世話を焼こうとするママに心底、辟易するジョー。

ある日、ママはジョーの拳銃を洗濯機で洗ってしまい台無しにしてしまう。責任を感じたママはひょんな事から密売人から拳銃を入手。その密売人が何者かに襲撃され、ママはジョー共々、武器密売組織の陰謀に巻き込まれていく…。



それにしても本作はその存在を封殺する程、ヒドイ作品なのであろうか?

観てみるとわかると思うが、侮るなかれ大変面白く楽しい作品である。どうも上記した様な誹謗中傷的な色眼鏡で本作を判断する向きが強く、不当評価されていると云って過言ではない、と僕は思う。



スタッフにしても一流揃いで、監督はロジャー・スポティスウッド。

編集出身でサム・ペキンパー作品に携わり、監督作でもキレ味抜群の編集で魅せるテンポの良さに定評がある御仁。その技術の集大成とも云えるのが、ご存知『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』(97)だ。

本作でもその辣腕を遺憾なく発揮している。本作にはダラッとした箇所は皆無で一気に観てしまえるスピード感があり、クライマックスの飛行場でのシークエンスの疾走感などなかなかの完成度!



音楽はアラン・シルヴェストリ。軽快な音楽がいつまでも脳内リフレインする事うけあいだ。

さらに脇役にリチャード・シフやヴィング・レイムスも顔を出しているので要注意。



そして忘れてはならないのが、ママをチャーミングに演じたエステル・ゲティ。

悪のりスレスレの絶妙なサジ加減が最高!(本作でスタローンと共にラジー賞を受賞してしまったが…)

舞台中心に活躍し、米テレビドラマ『The Golden Girls』(85〜92)で60歳代にして本国で大ブレイクした実力派女優である。

惜しくも08年7月に他界。

追悼の意を込めて、大きな銃を手に大暴れする本作の雄姿を眼に焼き付けようではないか。



禁句作品にするには勿体無い、意外に見どころの多い一品である。

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10020608/movie/PMVWKPD2866/index.html
何かをする時に一番重要なのは、情熱を失わないことではないでしょうか。
何かをやるって決めても、その気持ちを持続させていくのは、
とても難しいと思います。困難な壁にぶちあたる事もあるでしょうし、
やめたくなる時は一度は必ずあると思います。



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