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BOX 袴田事件 命とは
人が人を裁くことの難しさ、その本質を問う。力作こういう映画は評価しづらいですね。映画そのものよりも事件の本質に関心が向かう観客の心境が評価を危ういものにします。



注目すべきは、この映画のスタンスが、まずこの事件を冤罪だとしていることです。だからこそ、元裁判官の主人公と被告を同一地点に立たせることになります。これは映画的表現で無論テクニック的にも優れた表現ですが、被告が冤罪者だからこそ出来得る表現方法です。



僕は冒頭とラストの【高橋伴明】の芸術的表現は素晴らしいと思う。これがなければむしろ単なるドキュメンタリー風冤罪告白映画となってしまう。それは映画の幅を広げる役割を果たしていると思う。



しかし、最近私たちはDNA鑑定で初めて冤罪を確認した足利事件を知ったばかりである。自供だけでは証拠採用されないと知っていても、相変わらず警察や検察では自供を重要にしているのである。現代においてもまさにそうなのである。(障害者向けの郵便料金優遇に関する元局長も冤罪と言われているが、、)



映画で示される1年後に発見された血塗りの5点の物的証拠。これが映画での指摘のように捏造だとしたら、いったい誰がしたのだろうか。まず思うのは真犯人。でも、真犯人がいたとして、1年後にそういう危険なことを犯すだろうかという疑問がまず出る。



映画で言いたそうにしていたのは、それが警察によるでっちあげだということだ。でも、戦後の混乱期ならいざ知らず、そういうことを日本人たる警察がやってのけるだろうか、、。



映画を見たあと、再審の最高裁の判決文を読んだが、着衣の沁み込み方は最近のものではなく、長期であると述べている。これは映画とは全く違う意見。この辺りの言及・表現は映画はどちらかというと偏向主義的だ。



と、この映画を見たあと、いろいろ袴田事件についての関心が増えていることが分かる。



でも、【高橋伴明】はそれが主眼ではないだろう。国民が裁判員制度に参加してからほぼ1年。映画と同様、人間が人間を裁くことの問題点、苦悩を掘り下げ、問題提起したかったのだろう。



裁判員制度になってからは無罪判決は皆無だと聞く。新たな制度が出現しても、まさに裁判の難しさ、問題点は変わってはいない。人間が人間を裁くという行為はこれからも永遠に続くだろうから。



と、このようにこの映画を観終わってからこの事件に関する関心は絶えず高くなっていく。でも、この映画はそれが使命ではないはずだ。人間が人間を裁くという不条理ともいえる行為は延々と続いていくのだ。しかし、真実は一つだけあるはず。人間はそれを明らかにすることで初めて人を裁くことができる。人間はその真実を求め、もし真実を妨げることがあれば即排除して行くべきだろう。この映画を見てそう思った。

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10000538/movie/MOVCSTD16357/index.html
本人がやりたい事をやればいいんですよ、人生は。
先の事は誰にも分からないわけですし、やってみなけりゃね!

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