FLOWERS−フラワーズ−

FLOWERS−フラワーズ−
時代の風物のみを描く昭和11（1936）年から平成22（2010）年までの75年間、3代にわたるある一家の女性たちを描いたこの映画は、徹底して大情況としての「歴史―時代」を描くことなく、しかしそれぞれの時代の「風物」だけをCGグラフィクスを駆使して細部にこだわって描いているという点でユニークである。1936年は2.26事件が起こった年であり、その翌年に日中戦争が始まっている。蒼井優演じる初代の凛もその夫にもその子どもたちにも、戦争の波が正面から押し寄せたはずなのだが、それらについて映画は何も語らない。それはその後の、凛の子である仲間由紀江、竹内結子、田中麗奈の3人が登場する昭和35，44，52年についても同じである。このような手法は、もとよりROBOTが以前に制作した「ALWAYS　三丁目の夕日」といった映画を思い出させるものだが、そのような禁欲さがこの映画を、よくテレビドラマの年代記物にあるような、当時の出来事を羅列してそれがドラマと結びついていないといった味気ないものとなることから救っていて、2時間近くを退屈させない映画としている。さらに面白いのは、蒼井優がでてくる1930年代はモノクロで、昭和35年を描くときは当時の「テクニカラー」風の色調で、昭和40年代を描くときは当時の映画にあったようなくすんだカラーで描くといった方法を取っていることであり、こちらに知識がなくて分からないが、おそらく、それぞれに各時代の特定の映画作品を参照しているのだと思われることである。そのような意味で資生堂の宣伝に出てくる6人の女優が華やかに共演する女性映画という枠を超える作品であると感じられるのだが、各エピソード自体は、例えば竹内結子が夫ないし愛人の大沢たかおと温泉宿に行って一夜を過ごして帰ってくるまで、といった基本的に短い時間内の出来事を描いた軽いコント風のものであり、それらをいくら積み重ねてもそれぞれの時代に生きた女性の生の重さを感じさせることはないという底の浅さを感じざるをえないものであった。これは「軽み」というホメコトバでいうこともできるかもしれないものなのだが。

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10004945/movie/MOVCSTD16168/index.html
ご飯ってやっぱ決まった時間に食べるのが体に良いのでしょうか？
最近めっきり不規則になってしまってまして、、、。
昼なのか夜なのかって感じなんで、、駄目ですよね〜。。
寝る前２時間くらいかな？その当たりに食事をとるのが一番駄目らいしですけどね。
でも、、、食べるんですよね〜〜ｗｗちょうどその時間に、、、ｗｗｗ



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