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男はいくら結婚しても一人になりたい時があるもんなんですね!
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春との旅
ひとそれぞれ家族のかたちがある老いをテーマにしたものかと思って見ましたが、むしろ家族をテーマにした映画かもしれません。まだ老いという響きには実感がわかない自分にもすんなりと入ってきた映画でした。不器用で無鉄砲な老人を味わい深く演じる仲代達也さん、体当たりで透き通った19歳の春演じる徳永えりさん、お二人とも好演です。



他、豪華キャストですが、普通ここまで日本を代表するような豪華名優揃いにしてしまうとちょっと胸焼けするところですが、いやいやどうして一人として無駄な配役はおりません。設定は老人と孫の家族をめぐるロードムービーでごくごくシンプルです。また予定調和的エンディングではありませんが、忠男の顔を見ているとなぜだかほっとしてしまいます。



演じることの間、見る人に想像を膨らませてくれる間、通常これだけ淡々としたストーリー展開だと冗長的に陥りやすいのですが、どれひとつとっても無駄な間はありません。俳優全員が映画と一体化してしまった錯覚に陥るほど、一人一人から人生を感じさせてくれるからかもしれません。



またロードムービーとして日本中どこにでもある旅館や田舎のローカル鉄道が美しい自然と相まって情緒を盛り上げてくれます。そしてこの映画はご飯を食べるシーンがそこかしこに盛り込まれていますが、とても自然に溶け込んいます。仲代さんの食べっぷりが味わい深いです。最後の食事シーンは涙なくしては見れません。伊丹十三監督の「タンポポ」を思わせます。



惜しむらくは忠男という人間像への感情移入が難しかったことかも。どうしてここまで兄弟たちを呆れさせてしまうのか、仲代さんが時に見せる愛らしい老人像と、兄弟たちの反応とのギャップに少しだけ違和感を感じてしまいました。説明を排する部分と加えるバランスの難しさを考えてしまう部分でもあります。



ただ他の方のレビューにもあるとおり、忠男と春をとりまく家族を演じる俳優人たちとの共演がこの映画を珠玉のものにしているとおもいます。俳優の力を引き出した監督の力量のなせる技かもしれません。映画館で見てよかった、そしてもう一度見てみたいと思わせる、そんな久しぶりの日本映画でした。

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10027762/movie/MOVCSTD15768/index.html
たばこはガンになる可能性が非喫煙者の何倍になりますとか箱に書いて
ありますが、それでもみんな吸いますもんね〜〜。
私はびびって吸えません、、、、w

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