エレファント・マン

エレファント・マン
タイトルにつられて見たレビューを書くのは初めてなのですが、これを見た後には誰かに向けて何かを言いたくなるってものです。

ジョンには世界はどう見えていたのかと考えるだけで気持ち悪くなり。吐き気がする。彼の場合は特殊も特殊だが、コンプレックスというものは誰にもあるものだと思う。少なくとも自分にはある。

そんなコンプレックスと戦うジョンを自分に重ねてこの映画を見ていた。

彼に比べると自分なんて大したことはないが、やはり自分にとっては大問題でもある。

彼は布を被り自分の顔を隠したが、僕は家から出ないという方法で自らを人の目から守っているのだと思う。

自分の弱いところは出来れば人には見られたくない。このまま死ぬまで人の目に触れずに過ごしたいと何度も考えた。それはエレファントマンと呼ばれた彼も考えていたことなんじゃないだろうか？なーんて思ったりもした。

しかし、そんなことを考えていても気分は落ち込むだけだし、何より輝ける時間を無駄にしてはいけないんではないか？とまで自分の中で考えることもできるようになった。

作中の彼と僕は年も近い。僕は芸術を愛でることも聖書を読むこともしないが、彼に負けない素敵なもの持っていると思う。もし、なければこれから何かすればいい、ただそれだけのことなんじゃないだろうか。

「死ぬことはない」と映画の最後にあったが、まさにそうなんだろう。「僕はこんなだけど人間だ」とジョンがいったように人間らしく今日から始めようと思う(・ω・)V

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10027746/movie/PMVWKPD11293/index.html
人間の死は突然訪れます。それが普通でそれでいいのだと
思います。死期が分かっては人間生きられませんから。。

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