闇の列車、光の旅

闇の列車、光の旅
粗削りな原石の魅力があるあるいは冷酷な、あるいは希望に輝く、リアルな現実を透徹した視点が良い。若書きの勢いというような魅力に溢れている。「アメリカを目指す」という「命を賭けた」夢の切なさ、切実さ。淡い恋は実らず、少年は悪に染まり破滅を目指すアンハッピーエンド…なのだが、少女は家族を失い、恋を失いつつも歩みを止めない。

映画としての疵は目立つ…若干予定調和的ではあるし、幼すぎるスマイリーは何故ギャングに引き込まれなくてはならなかったのか。ウィリーの愛した彼女というのも同情しづらいビッチに見えるし…とかいろいろ。

しかし終始ふてくされたような表情のウィリーはともかく、サイラのフレッシュな魅力は十分だった。女優臭さがない清々しさがある。二人の微かな触れ合いにぐっとくる。

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10008952/movie/MOVCSTD16335/index.html
「穴埋めをする」といいますね。
不足や欠損、また、落ち度などを補う。
人生失敗しても、何とか穴埋めして生きていきましょうｗ

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