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男はいくら結婚しても一人になりたい時があるもんなんですね!
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隣の家の少女
人心の闇を抉る痛恨作!になる筈が…?!文字通り、映像化不可能とされた禁断の書、奇跡の映画化である。

件の原作は、ジャック・ケッチャムが実在の事件を元に描いた同名小説であり、彼の代表作のひとつ。

…なのだが、残念ながら映画の方は、原作のスピリットを継承しているとは云い難い内容であった。



1958年の米国、都市郊外のベッドタウン。12歳の少年デイヴィッドの隣家に、交通事故で両親を失った姉妹が引き取られてきた。その美しい姉に恋心を抱くデイヴィッドであったが、ある日、隣家で姉妹が凄惨な虐待を受けている現場に遭遇する…。



まず原作では主人公デイヴィッドは、虐待の事実を知りながら傍観者となってしまい、あまつさえ心理的に加担してしまう葛藤が詳細に綴られており、そこが重要なテーマとなっていた。

が、本作では基本、デイヴィッドは同情的で、ヒロイックな立ち位置で描かれているのだから拍子抜けもいいところ。



しかも独自のOPとEDを付け加え、妙に良心的にまとめているのも勘違い甚だしい。

要するに原作の持つミヒャエル・ハネケの『ファニーゲーム』(97)の如く観客を共犯者に巻き込み、心奥の闇を抉り出す“恐怖の肝”が霧散してしまっているのだ。



とは云え、サイコキラーと化したお母さんの指令で虐待に参加した子供達が、道徳感覚を失い、欲望の赴くままに嬲り行為をエスカレートさせていく過程は心底怖い。

少女に対する陰惨な監禁陵辱は、やはり映像の方が不快指数満点である。



そして、役者陣では、何と云っても狂気のお母さん、ルースを演じたブランシェ・ベイカー(キャロル・ベイカーの娘!)がインパクト大!

たゆたうタバコの煙の中から浮かび上がる無表情は、トラウマものの迫力だ。

しかし、原作ではそれなりに彼女の病んだ心の裏側が偲ばれるのだが、本作の映像からは単なるモンスターにしか見えないところが、やっぱりツライ。



スティーブン・キングが絶賛を惜しまない原作者ジャック・ケッチャム。

後味の悪い残酷小説群で有名なカルト作家であるが、ファンとしてはもっと“本格的”に作品を映画化していって欲しいものである。

と云うか、『オフシーズン』や『老人と犬』の映画化の話はどうなったのだろうか?

(いずれにせよ、本作程度のレベルにまとめ上げるのが、常識的に限界なのかもしれないが…)

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10020608/movie/MOVCSTD15978/index.html
私は、人は誰だって間違える事がある、だから失敗自体は悪じゃない
と思っています。

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