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男はいくら結婚しても一人になりたい時があるもんなんですね!
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エアベンダー
全くテンションの上がらない“第1章”!毎度毎度、良くも悪くも、あっと驚くヒネリの効いたオリジナル作品にこだわり続けてきた異端派監督、M.ナイト・シャラマン。

が、不幸にも出世作『シックス・センス』(99)のインパクトを打開出来ず、作品を発表する毎に評価が下降線を辿ってきたのは、ご存知の通り。その都度、どんでん返しを勝手に期待した観客から失笑をかう姿は、心中察して余りあり、実に不憫であった。



そんな彼が、ニコロデオンの人気アニメシリーズの映画化と云う新境地に挑戦したのが、本作である。

初の原作モノでいて、初の冒険ファンタジーとまさに初モノづくし!

もっと早くこういったヒット路線で、地を固めていた方が良かったように思うが、何はともあれ、映画ファンならシャラマンの新しい門出に注目せずにはいられまい。

しかし、準備期間中にアニメの原題であるタイトル『Avatar』が、ジェームズ・キャメロンの世紀の大作『アバター』(09)にモロかぶりになると云うアクシデントが発生。当然の如く、こちらが折れる格好となり、当タイトル『The Last Airbender』に改題となった次第である。なんとなくこの切ない経緯からして、きな臭い雰囲気が漂うのであるが、はてさて、その出来栄えは…?!



かつて世界は、氣、水、土、火の4つの王国に分断され、各国にはそれぞれ自国を象徴するエレメントを操る“ベンダー”が存在し、力の均衡は保たれていた。が、そんなある時、火の国が反乱を起こし、世界の秩序は崩壊。戦乱の世に突入してしまうのであった。

そして、100年後の水の国。ウォーターベンダーの少女カタラと兄のサカは、偶然にも氷の中で眠っていたエアベンダー、アンを甦らせてしまう。しかも、アンは4つのエレメントを操る事が出来、世界の調和をもたらすとされる選ばれし者、“アバター”である事が判明し…。



初めに、本作は3部作の第1章(Book1)であると云う心づもりが必要である。

例の如く、その事をひた隠した宣伝により、いいところでプツッと終わるラストにア然となる犠牲者も多かろう。くれぐれもご注意を。



さて。肝心の本編であるが、シャラマン特有の長回しで描かれる、氣、水、土、火の特性を活かしたエレメント・バトルは、確かに“画だけ”は面白い。いちいち変なポーズをつけて繰り出す技がいかにもバカっぽく、大爆笑だ。

以上、ハッキリ云って、見どころはこれだけである。



如何せん、ストーリーが途中で終わっている分、評価し辛い面もあるのだが、本作の段階では世界観の造りこみの浅さが、どうも気になった。

この世界では民衆は何を糧に暮らしているのか、火の国は具体的にどういう圧制をしいているのか、等々、全容が全くもって不明瞭で、主要キャラクターの境遇すらいまいちわからない。よって展開の核となる筈の逼迫感が、伝わってこないのである。



加えて、キーマンとなるマルコメ君な主人公アンが、さらに不鮮明。賢者の様でいて意志薄弱なところもあり、何を考えているの掴めないのが絶望的にツライ。

また、マルコメと他の仲間との感情的な折り合いが感じられないのも致命傷だ。

これでは、せっかくのスペクタクルもことごとく盛り上がらない。



あと、この件に関しては、散々バッシングされているので、いちいち突っ込む気も失せるが、やはりこのキャスティングはヒド過ぎる。

原作では、アジア人であった主人公達(アン、カタラ、サカ)が白人に変更され、悪役である火の国の面子にインド人等のアラブ系の様相を配置する等、文字通り、悪意の塊と云えよう。(それにアジア人が奴隷同然の土の国の民と云うのも、気分が良いものではない)

そんな無理矢理な変更の為、白人が似合わない道着姿で拳法アクションを展開すると云う珍妙極まりないシーンが誕生する羽目となった。もうアホらし過ぎて笑うしかあるまい。

全米での興行面を重視した結果だろうが、その節操のなさには呆れ返るばかり…。



そんな訳で、本作でもってバカ街道をひた走るシャラマン映画の速度が、さらに加速した結果となってしまった。(※注・僕はそんなシャラマン作品を決して嫌いではありません)

とは云え、全米ではそれなりにヒットしている様なので、続編製作は確定であろう。

さんざん貶してきたが、これ一本で放り出されたのなら、それこそ救いようがない。

2作目に希望を託すとしよう。



と云いつつ、僕的には原作アニメの方が気になっていたりする。なんとも面白そうではないか。

何処か放送してくれないかなぁ。

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10020608/movie/MOVCSTD16512/index.html
「紺屋の白袴」ということわざがあります。
人の事はあれこれするけど、自分にまで手が回らない事。もしくは人には
あれこれ指図するけど自分は何もしない事を言います。紺屋(染め物や)は
染める事を仕事にしているのに、自分は忙しくて白い袴をはいている事
から言われるようになりました。

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