男はいくら結婚しても一人になりたい時があるもんなんですね!
告白
一切救いは無い先日『FLiPLiPS』 (FM802)で加藤真樹子さんがこの映画を紹介していらっしゃって、興味を持ちました。
丁度2週間前に見た『運命のボタン』もかなり救いの無いストーリーのように思いましたが、この『告白』はそれ以上でした。復讐の無間地獄。この映画を公式サイトでは「エンターテインメント」と表現していますが…。「娯楽」にしては、かなり重い。
某中学校に勤める教師・森口悠子(松たか子)の3歳の一人娘・愛美(芦田愛菜)が、同校のプールで水死する。警察は事故死として処理するが、その後森口は、自分が担当する1年B組の生徒2人が愛美を殺したことを知る。森口は終業式後のホームルームでB組の生徒たちに、その事件、犯人、そして彼らに対する復讐について告白する。
この映画に於いては、あらゆることが登場人物たちの「告白」(または独白)という形式で表現されます。森口のパートナー・桜宮正義(山口馬木也)も教師で、愛美が生まれた後、彼はHIVに感染していることが分かる。愛美の将来を考えて、2人は結婚しない道を選ぶ。愛美の葬式で、桜宮は号泣した。彼は、ついに生きている愛美を抱くことはできなかった。森口はホームルームで、彼の血液を、犯人2人の牛乳に混ぜたと告白する。
主犯・渡辺修也(西井幸人)の母親は電子工学系の大学教授。修也が生まれた後、彼女は研究の道を選んで夫と離婚。修也は母親に捨てられたと思っている一方で、自分は優秀な母親の血を受け継いでおり、誰より母に認められたいという思いも強い。彼は色々な作品を自分で開発し、全国大会で賞を獲ったりする。しかし、新聞でその記事よりも大きく扱われたのは、同じ13歳が犯した一家殺害事件だった。修也はある失望感に囚われる。
彼は同じ組の下村直樹(藤原薫)を誘い、自分が開発した「びっくり財布」(開くと電流が流れる)を試す相手を探す。直樹は担任・森口の娘がいいんじゃないかと話す。修也は以前ゲームセンターに出入りした罰で、森口に2週間プールサイドの掃除等を命じられたことがあった。彼女に対する仕返しのつもりで、愛美をターゲットにすることに決める。この時点で修也には殺意があったと思われる。
愛美は「びっくり財布」の入ったポーチを持たされて、気絶する。直樹は彼女が死んだんじゃないかとびびる。修也は「俺が殺したことをみんなに言い触らしていいよ」と告げて、先にその場を去る。直樹は、友達と思っていた修也から「お前は出来損ないだ」と言われたことに激昂。「あいつよりすごいことをやってやる」という気持ちから、愛美が目を覚ましてまだ生きていることが分かったにも関わらず、彼女をプールに放り投げ、溺死させる。
森口はあの後教職を辞し、若手熱血教師・寺田良輝(岡田将生)がB組を担当。修也は変わらず学校に出て来ている。直樹はHIVに感染したと思い込み、精神がおかしくなる。寺田は家に引きこもっている直樹を何度も訪ね、母親(木村佳乃)に玄関で止められても、学校に出て来るように大声で告げる。実は、これも森口の「復讐」の一部だった。寺田は桜宮に心酔しており、森口に色々相談していた。彼女は、桜宮なら諦めず直樹を訪ねるだろうと話す。しつこく寺田に訪問させ、直樹を精神的に追い詰める。
母親は直樹を溺愛し、どんな時も彼の味方だった。しかし、ある日息子から事件の真実を告白され、動転する。思い余って心中しようとするが、直樹に刺殺される。
修也は「人殺し」として、クラスのみんなからいじめを受けていた。しかし1人、北原美月(橋本愛)は修也と親しくなる。彼がクラスメイトに血を見せてびびらせると、いじめも無くなった。一見、2人で幸せなように見えたが、修也の中では虚無感が満ちて行った。ある日、美月に「マザコン」、「母親に会いに行く勇気も無い」と言われ、修也は彼女を撲殺する。
修也はサイトを持っていて、自分が開発した作品を紹介していた。ある日、コメント欄に母親の名前を発見。彼は母が見てくれたと思い込み、舞い上がって、早速大学に作品を持って行く。しかし、彼女は再婚した夫との新婚旅行中で不在だった。修也は酷く落胆する。実は、サイトに書き込んだのは森口だった。修也の「弱点」は母親であることを知り、最も手酷い復讐を成し遂げようとする。
修也は全てに失望し、体育館に爆弾を仕掛け、入賞した作文を生徒たちの前で発表する際に爆発させて、学校諸共吹っ飛ばそうと計画。作文を読み終わった後、彼は起爆装置である携帯のボタンを押すが、何も起こらない。彼の携帯に、森口から着信がある。実は爆弾は彼女が持ち去っており、彼の母親のもとにそれを届けに行ったのだ。彼が携帯のボタンを押した時、それは母親の教授室で、爆発した。
愛していた母親を、自らの手で殺させる。彼女の復讐は完結した。そこで、この映画は終わる。
しかし、この復讐劇は終わるだろうか?どちらも死ぬまで、終わらないような気がする。修也はいずれ少年院から出た後、森口を探し出して、復讐しようとするだろうと思う。
この映画に漂うのは、虚無感。私は太宰治が好きなので、虚無と言えば彼を思い浮かべる。修也が母親に置いて行かれた時、何かが終わる、パチンという音がしたと話す。太宰の『トカトントン』の音を連想した。何もかも崩れ去るような音。
また、その虚無感に、Radioheadの主題歌 'Last Flowers' が非常に合っています。印象的。
この映画に救いはありません。『運命のボタン』の場合は、誰かがボタンを押さない方を選択すれば、いつか連鎖は終わる、かも知れないという希望はあった。しかし、このストーリーには、何の希望の光も見いだせない。
ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10008075/movie/MOVCSTD16122/index.html
何か最近横文字が多くて、あれ、これ何の意味だっけ?
みたいな事が多くなってきましたよ。歳のせいなのか、、、。。
歳だけには勝てない、これはみんな平等に歳をとるって事ですよね。
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一切救いは無い先日『FLiPLiPS』 (FM802)で加藤真樹子さんがこの映画を紹介していらっしゃって、興味を持ちました。
丁度2週間前に見た『運命のボタン』もかなり救いの無いストーリーのように思いましたが、この『告白』はそれ以上でした。復讐の無間地獄。この映画を公式サイトでは「エンターテインメント」と表現していますが…。「娯楽」にしては、かなり重い。
某中学校に勤める教師・森口悠子(松たか子)の3歳の一人娘・愛美(芦田愛菜)が、同校のプールで水死する。警察は事故死として処理するが、その後森口は、自分が担当する1年B組の生徒2人が愛美を殺したことを知る。森口は終業式後のホームルームでB組の生徒たちに、その事件、犯人、そして彼らに対する復讐について告白する。
この映画に於いては、あらゆることが登場人物たちの「告白」(または独白)という形式で表現されます。森口のパートナー・桜宮正義(山口馬木也)も教師で、愛美が生まれた後、彼はHIVに感染していることが分かる。愛美の将来を考えて、2人は結婚しない道を選ぶ。愛美の葬式で、桜宮は号泣した。彼は、ついに生きている愛美を抱くことはできなかった。森口はホームルームで、彼の血液を、犯人2人の牛乳に混ぜたと告白する。
主犯・渡辺修也(西井幸人)の母親は電子工学系の大学教授。修也が生まれた後、彼女は研究の道を選んで夫と離婚。修也は母親に捨てられたと思っている一方で、自分は優秀な母親の血を受け継いでおり、誰より母に認められたいという思いも強い。彼は色々な作品を自分で開発し、全国大会で賞を獲ったりする。しかし、新聞でその記事よりも大きく扱われたのは、同じ13歳が犯した一家殺害事件だった。修也はある失望感に囚われる。
彼は同じ組の下村直樹(藤原薫)を誘い、自分が開発した「びっくり財布」(開くと電流が流れる)を試す相手を探す。直樹は担任・森口の娘がいいんじゃないかと話す。修也は以前ゲームセンターに出入りした罰で、森口に2週間プールサイドの掃除等を命じられたことがあった。彼女に対する仕返しのつもりで、愛美をターゲットにすることに決める。この時点で修也には殺意があったと思われる。
愛美は「びっくり財布」の入ったポーチを持たされて、気絶する。直樹は彼女が死んだんじゃないかとびびる。修也は「俺が殺したことをみんなに言い触らしていいよ」と告げて、先にその場を去る。直樹は、友達と思っていた修也から「お前は出来損ないだ」と言われたことに激昂。「あいつよりすごいことをやってやる」という気持ちから、愛美が目を覚ましてまだ生きていることが分かったにも関わらず、彼女をプールに放り投げ、溺死させる。
森口はあの後教職を辞し、若手熱血教師・寺田良輝(岡田将生)がB組を担当。修也は変わらず学校に出て来ている。直樹はHIVに感染したと思い込み、精神がおかしくなる。寺田は家に引きこもっている直樹を何度も訪ね、母親(木村佳乃)に玄関で止められても、学校に出て来るように大声で告げる。実は、これも森口の「復讐」の一部だった。寺田は桜宮に心酔しており、森口に色々相談していた。彼女は、桜宮なら諦めず直樹を訪ねるだろうと話す。しつこく寺田に訪問させ、直樹を精神的に追い詰める。
母親は直樹を溺愛し、どんな時も彼の味方だった。しかし、ある日息子から事件の真実を告白され、動転する。思い余って心中しようとするが、直樹に刺殺される。
修也は「人殺し」として、クラスのみんなからいじめを受けていた。しかし1人、北原美月(橋本愛)は修也と親しくなる。彼がクラスメイトに血を見せてびびらせると、いじめも無くなった。一見、2人で幸せなように見えたが、修也の中では虚無感が満ちて行った。ある日、美月に「マザコン」、「母親に会いに行く勇気も無い」と言われ、修也は彼女を撲殺する。
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しかし、この復讐劇は終わるだろうか?どちらも死ぬまで、終わらないような気がする。修也はいずれ少年院から出た後、森口を探し出して、復讐しようとするだろうと思う。
この映画に漂うのは、虚無感。私は太宰治が好きなので、虚無と言えば彼を思い浮かべる。修也が母親に置いて行かれた時、何かが終わる、パチンという音がしたと話す。太宰の『トカトントン』の音を連想した。何もかも崩れ去るような音。
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