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男はいくら結婚しても一人になりたい時があるもんなんですね!
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観察 永遠に君をみつめて
純真なる変愛!「観察」=対象をありのままにくわしく見極め、そこにある様々な事情を知ること―。

本作は40年間、一人の女を観察し続けた男の、そして男に見せ続けた女の風変わりなラブ・ストーリーである。



10歳の少年、茂樹は恋におちた。相手は部屋の窓から見える丘の上の豪邸に住む少女、弥生。窓辺に立つ彼女に一目惚れしたのであった。天体望遠鏡を買ってもらったその日から茂樹は弥生を見つめ続ける。大人になっても弥生を追って引っ越しを繰り返し、観察を続ける茂樹。そんな茂樹も結婚し、息子が生まれた。一方、弥生の方も結婚し娘が生まれていた。ある日、妻に弥生の存在がバレてしまい、茂樹の家庭は崩壊。再び一人、弥生を見続ける茂樹のもとにダンボールが届く。その中には大量の日記帳が入っていて…。



本作の上映時間は133分。もちろん上記の内容だけでそれだけの尺を費やす訳ではない。

その後、視点を変換、時間を戻して弥生サイドから物語は語られていく。

べつだん真新しい手法ではないが、二人の世界が完全に分離している為、この上なく効果的である。

若干、都合のいい偶然が眼につくが、ギリギリ許容範囲。

こういう事だったのかぁ…とグイグイ画面に惹き込まれていく事うけあいだ。



現在、常軌を逸したストーカー犯罪が眼につくが、本作の二人はただほんの少しボタンをかけ違えただけで、心は限りなく純粋である。

そんな二人をだれが変態と呼べるであろうか?

純愛を貫いた二人に訪れるせつな過ぎる結末に涙を堪える事は出来ない。

キーとして二人が口ずさむ歌が、大いに涙を誘う仕組みである。



しかし、個人的には茂樹が答えるラストの台詞は無用だと思う。あそこは無言で通した方がより感動が増しただろうに…。



弥生を演じるのは、緒川たまき。

相変わらずのほんわかした美しさ!他人との距離感に戸惑う弥生を上手に演じている。

茂樹を演じるのは小沢和義。

強面ながら不器用な男を好演。しかし、ガソリンスタンドで怪優、山本剛史扮するヤクザにからまられるシーンがあるのだが、どう見ても小沢和義の方が強そうである(笑)。



主役二人のそれぞれの妻と夫を演じる江口のり子、光石研もナイスサポート!

小沢和義の実兄“顔面凶器”小沢仁志もちゃっかり出演。その他にも鈴木砂羽、小倉一郎、平田満など脇役陣も適材適所、いい味を出している。



監督は関西弁をしゃべるパグ犬を題材にしたハートフル・コメディ『イヌゴエ』(06)でおなじみの若手の俊英、横井健司。情緒溢れる演出がキラリと光る次回作が楽しみな監督さんである。



ちなみに本作は07年に和歌山県田辺市で開催された第一回田辺・弁慶映画祭のコンペティション出品作品で映検審査員賞を受賞している。

映検審査員賞とは、映画検定1級有資格者20名による審査によって選出される賞である。

全く話題にならなかったので、ここにしかと記しておこう(苦笑)。

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10020608/movie/PMVWKPD41804/index.html
「跡影もない」という言葉があります。
何かがあったという形跡が全然ない。痕跡もない。訳がわからない。
筋道がたたない。根拠がない。私が最初に想像したのは、借金苦で夜逃げした
部屋の跡影もない状態、、、、www

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