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プレデターズ
プレデターVS選抜殺し屋軍団!今なお根強い人気を誇るSFアクション『プレデター』シリーズ、20年ぶりの第3弾降臨である。(最近、“3”作目の多いこと!)

シュワちゃん主演の1作目『プレデター』(87)をTVで繰り返し観て親しんできた世代としては、まさに待望の一本と云えよう。

がしかし、当初、ロバート・ロドリゲスが監督すると聞いて胸躍らせていたのが、いつの間にか降板。否応なくテンションはダダ下がりとなっていたのだが、これが予想に反して、なかなかシャレの効いた一本であった。



アメリカ人の傭兵ロイス(エイドリアン・ブロディ)が深い眠りから目覚めると、なんとそこは空中であり、体は急速に落下していた。いつの間にか着せられていたパラシュートを咄嗟に開き、なんとか着地に成功するも、降り立った地は見知らぬ密林地帯。時を置かずして落下してきたロシア特殊部隊員のニコライ、メキシカン・マフィアのクッチーロ、アフリカ革命統一戦線の一員モンバサ、グアンタナモ刑務所の死刑囚スタンズ、ヤクザのヒットマン、ハンゾー、CIAの女性スナイパーのイザベル、そして医師のエドウィンと共にロイスはジャングルを漂流する羽目となる。見ての通り8人は、エドウィンを除く全員が殺しのエキスパートであった。

そうして探検の末、この地は地球ではなく、凶暴な地球外生命体(=プレデター)の猟場であり、自分達はその獲物として連れてこられた事が判明し…。



初っ端から、まさかの急降下シーンで開幕する、前置きをすっ飛ばした有無を云わさぬ展開からして痛快である。まずはこの「コレは期待できるぞ!」とワクワク感が滲み出すイカしたOPに拍手喝采だ。

さらに全人類から隈なく選出された戦士達が、強制的に他惑星に連行され、命がけでプレデターの狩猟趣味に付き合わされると云う理不尽極まりない設定のシンプルさが心地良い。

バラエティに富んだメンバーがそれぞれ漫画チックに個性的で、どう考えてもサバイバル向きでない人間が紛れているのもまたお茶目である。



が、そんな見かけはともかく、彼らは武具に精通した第一級のキラー・エリートであるのは間違いなく、生き残る為には他人を犠牲にするのも厭わないプロフェッショナルな行動原理を貫く点が何より渋い。こういった仲間内に下手に友情や恋愛感情を発生させず、シビアな緊張感を持たせた演出は新鮮であった。



しかし、そんな連中とプレデターとの激突に、それぞれの個性が発揮されなかったのが、つくづく残念である。もう少し独自の戦闘スタイルや特殊技能でプレデターに対抗して欲しかった。

それに本作においては最強のハンターである筈のプレデター達が、どうにもこうにも頭が悪く、狡猾さがほとんど感じられないのが心底ツラい。(と云うか、本作で初お目見えとなるこの新種族が、プレデターの中でも、どんくさい連中なのだろうか?)

結果、平板なドンパチの連続となり、質を著しく下げている。

これは勿体無い!

ファン・サービスで登場する“あるキャラ”も、もう少し活躍が観たかったところである。



それにしても、サイヤ人を残虐醜態化した様な、あくまで“死闘”に殉ずるプレデターの習性(子供や老人、病人、妊婦等の弱者は襲わない等)の徹底した潔さには、いつもながら感服せずにはいられない。

特にハンゾーと正々堂々と対決する心意気は、アッパレ!



そうしたプレデター側の良くも悪くも一貫した姿勢に反し、同じ殺し屋ながらバラバラな思想と背景を持つエゴむき出しの人間グループの無統一感たるや失笑モノである。

終盤、あるキャラクターの正体が暴かれたところで、テーマはさらに明確になっていく。“殺人を職業にする人間の中では、サイコキラーがマトモに見える”と云う観点が、人間の不安定さを的確に抉り出しており、見事の一言だ。



人間とプレデター、どちらが生物として完全であるのか?

答えは明白であろう。



なかなかに侮り難い毒をはらんだ怪作である。

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10020608/movie/MOVCSTD16433/index.html
最近はゆっくり音楽を聴く事もなくなりましたね〜。
それくらいのゆとりは持って生活したいんですが、金ですね、問題はw
やはり金銭的に裕福だったら、心にもゆとりが持てますよ!w

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