忍者ブログ
男はいくら結婚しても一人になりたい時があるもんなんですね!
[159]  [158]  [157]  [156]  [155]  [154]  [153]  [152]  [151]  [150]  [149
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

告白
若き‘ウェルテル’の悩み 偉業と言ってもいいと思う。告白を中心として物語とは直接関係のない様々なイメージまでも取り込んで映像を組み立てていくアート系作品は通常難解と見做されて密かに単館上映されるものであるのだが、そのような作品が何と映画観客動員ランキングでトップに立ってしまったのだから。しかし決して万人向きに作られているわけではなく、暗い青味を帯びた映像もレディオヘッドの楽曲の使い方も文句のつけようがないからなおさら凄いのだが、これから書こうとする私のこの作品に対する評価は万人受けしそうにないことは予めお断りしておく。

 この作品の重要なポイントとなるシーンは最後の主人公の森口悠子の「な〜んてね」という一言に尽きる。常識で判断するのならば彼女のこの言葉は人を殺しても少年法で保護されてしまう渡辺修哉に向けられた皮肉と捉えられるのであろうが、それにしては森口悠子の「な〜んてね」の言い方は余りにも明るすぎる。

 それを踏まえてもう一度この作品を最初から‘プレーバック’してみると不思議なことが次々と見つかる。最初のシーンで教室の黒板の上の壁に時計がかかっていたことは誰もが気がつく。もちろん‘『ダーリンは外国人』的’な指摘をする必要もなく時計は正確に時を刻んでいた。問題は時間そのものである。3学期の終業式の日の午前10時30分頃に牛乳だけの給食ということがあるだろうか? 当日に運ばれてくるはずの牛乳パック内に、生徒に配る前に注射器で血液を混入させて、あのような賑やかなクラスの中で特定の2人の生徒に疑われずに届くように女教師が一人で仕向けることは可能だろうか? もちろんこのことに関しては森口悠子自身がそんなことができるわけがないと後半で告白しているのであるが、そんなことができるわけがないことが生徒たちが気がつかないことが不思議なのである。森口悠子の娘の森口愛美が渡辺修哉が仕掛けた電気ショックで気絶してしまった時に、あれほど優秀な渡辺修哉が確かめもしないで本気で森口愛美が死んだと思ったのだろうか?

 このように次々と不可解なシーンが見つかってしまうのだが、このことをもって中島哲也監督の演出ミスとは私は捉えない。この作品を敢えてアート系作品のように演出をしていることからも分かるように、これらの‘演出ミス’は監督の意図的なものだと思う。つまりこの作品は全て森口悠子の妄想なのである。



「な〜んてね」(松たか子風に)

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10007375/movie/MOVCSTD16122/index.html
人間ようは気持ちです。強い意志があれば何だってできる、そういうもんです。

PICKUP
佐藤寛子 アイドル情報

サラ金の延滞・滞納

初心者にも分かる外国為替FXの情報サイト

クイズでもらう豪華景品

返品詐欺/詐欺被害を防ぐ

税理士を検索 神戸市須磨区

東京メトロ有楽町線市ケ谷駅

辟易(へきえき)

収入あるなら個人民事再生

auのケータイアレンジで魅せて

PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
カテゴリー
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
Powered by Ninja Blog Photo by COQU118 Template by CHELLCY / 忍者ブログ / [PR]