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男はいくら結婚しても一人になりたい時があるもんなんですね!
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インセプション
作品は極めて難解。なにしろ潜在意識のなかのお話しですから。 昨日LAでレッドカーペットを歩いたばかりの渡辺謙が駆けつけてきて、試写会に詰めかけた5000人の観衆は、熱狂的な拍手を浴びせました。

 この熱気は、デュカプリオから日本の人間国宝とまで演技で絶賛され、本作でハリウッドのトップスターに上り詰めた渡辺謙に対して、日本の映画ファンとして、サッカーに引き続き、誇らしい思いを共感したからだと思います。



 さて作品は極めて難解。渡辺謙ですら、お友達にこの作品を説明するとき難しいかも知れませんといっているくらいです。

 どこでどう難解といえば、潜在意識がテーマの本作は、睡眠中の潜在意識がひとつでなくより深い深層の意識の世界も、同時進行で描いていることです。さらに現実の世界と夢の中の世界とがどっちがどっちだかわからないくらい渾然一体となっているので、いま描かれているストーリーが、本筋なのか伏線なのか一度見たぐらいではよく分かりません。 但し、夢か現実化か登場人物たちも見分けるために、小さなコマを回しています。このコマがいつまでも廻っているようだったら、夢の世界で、止まりだしたら現実世界と判断できます。これはラストシーンが夢なのか真実なのか読み解く重要ヒントになるでしょう。

 

 さて冒頭の海岸に漂着するドム・コブのシーン。ラストにも再度このシーンは登場します。これは現実ではなく、夢の中で潜在意識の最下層に落ちてしまったサイトーをコブが救出するためにやってきたのが深層でした。

 インセプション実行中に、ターゲットの潜在意識に忍び込んでいた防衛隊によって殺害されてしまうと、潜在意識の最下層に落ちてしまって寝たきりになってしまうのです。

 年老いたサイトーとの体面のあと、同じ背景でわかりづらいのですが場面はフラッシュバックして、コブがかつてサイトーの意識に潜入してもアイディアを盗むところに変わっています。



 コブの巧みの手口は、鎮静剤で深い睡眠状態に陥らせた後も、さらに夢の中でも同様に方法で、ターゲットの潜在意識のより深いところに潜り込もうとするところです。そればかりでなく、ターゲットの心を開かせるために、夢の中であえてターゲットにアイディアが狙われていると警告して、自分がガードするから心を開くよう暗示していくことです。

 しかし賢いサイトーは、コブの侵入を予想。迎撃部隊を自分の意識にインプットして、コブの夢の中で迎撃して、現実世界でも身柄を押さえてしまいます。

 捕まえたコブにサイトーは、コブの依頼主だったライバル会社の崩壊を依頼します。その方法とは、そのライバル会社の跡継ぎになったロバート・フィッシャーの頭脳に入り、企業分割を唆すというもの。それを先代からあたかも遺言されたように思わせる意識誘導を行うという難解なミッションでした。



 コブは脳内に入り込めるプロフェッショナルチームをつくるため、アーサーをはじめとするコブのチームメンバーの他に、パリの大学教授である父親から大学院生のアリアドネを紹介されます。

 作戦は、軸となるチームの人物にどんな夢を展開させるかというシナリオが重要だったのです。アリアドネは入念に、段取りを組んでいきます。

 しかしそれを狂わせてしまったのは、夢に参加していたコブの妄想でした。予期せぬ時にミッション遂行中の夢の中で妻や子供達が登場して、そのミッションは思わぬ事態に陥ります・・・。



 ミッションの遂行と平行して語られるコブの亡くなった妻マルの記憶。それはコブとマルが潜在意識下でのデートにはまりこんでしまったあげく、現実と夢の区別がつかなくなったマルが、意識を現実に戻すつもりで、間違って自殺してしまうという悲劇でした。

 さらに妻を自殺に追い込んだ罪まで被ることになり、親権も剥奪されたのです。



 コブは亡くなった妻との間にもうけた子供達と平凡な日常生活を送りたいため、その計画を最後に足を洗うつもりでした。それを保障すると告げたサイトーの言葉に、賭けたのでした。

 しかし、そのサイトーは、ロバートへの意識侵入作戦中に、ロバートの意識を守る警護隊によって狙撃されて、奈落の底へ意識を沈めてしまいます。

 ロバートへの作戦続行か、サイトーを救出すべきか、コブの取った選択が本編のクライマックスでした。



 ところで夢の出来事とはいえ、意識を盗む側と防衛する側の攻防は、かなりリアルで大規模なアクションシーンが展開します。派手なガンアクションや爆発シーンが続きますが、それらの多くがCGでなく、スタジオセットというから驚きです。アクション作品としても見応えたっぷり。特にラストの3層の意識レベルで発生するクライムアクションがリンクしているところは、大迫力でした。

 

 ミッションに賭けるプロとしての凄みを見せるコブを演じるデュカプリオの切れっぷりは、これまでにない感情を爆発させています。それを受け止めるサイトー役の渡辺謙も、堂々たる存在感を見せつけていました。

 

 渡辺謙いわくアカデミー賞作品賞にノミネートは間違いないだろうということでしたので、期待しています。

 少々消化不良のレビューでしたが、もう一遍見て書き直したいですね(^^ゞ

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10012773/movie/MOVCSTD15929/index.html
「青き眼」という言葉がありますね。
気に入った人や好きな人を迎えるときの、涼しくて気持ち良い目つき。
澄んだ瞳って事ですね〜。
人間そんな目をもつ人間はそうはいないと思いますね。
そしてそんな人間はもちろん不器用ですからなかなか社会には溶け込めないでしょう。
いい人間がいい思いをするのは映画だけですよ。。

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