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男はいくら結婚しても一人になりたい時があるもんなんですね!
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ヒックとドラゴン 3D<日本語吹替版>
心躍るドラゴン・アクション!ではあるのだが…全米にて公開第1週こそ、当時無敵であった『アリス・イン・ワンダーランド』を王座から引き摺り下ろし、第1位を獲得するものの、2週目以降は急失速。やや肩透かしな気運が高まるも、なんと第4週で再びTOPに返り咲くと云う前代未聞の快挙を達成した本作。

こういったレアケースは口コミで評判が拡がった結果に相違なく、如何に内容が高品質であるかの証明である。

本作の一体何がアメリカ人の心を掴んだのか?大いに気になっていたのだが…。



今よりずっと遠い昔、バイキングが住む絶海の孤島、バーグ島。島では長年にわたり、家畜を狙って襲撃して来るドラゴンとバイキング達が死闘を繰り広げていた。そんな体育会系の屈強な戦士が揃うバイキングの中、族長ストイックの息子ヒックは珍しくひ弱で感受性豊かな文系少年。勇敢な父の名を汚さぬ為、日夜、ヒックは無理してドラゴンに立ち向かも決まってドジを踏み、周囲に迷惑ばかりかけていた。そんなある日、ヒックは森の奥で、先日、自作の投石器で偶然に撃墜した、飛べなくなったドラゴン(=トゥース)を発見する。しかもそのトゥースは、なんと皆が恐れるドラゴン最強種族であった。初めはビビリまくるヒックであったが、何気なく世話をするうちに、いつしか害敵である筈のトゥースと心を通わす様になっていき…。



ハッキリ云って、ストーリーは既視感バリバリで、キャラクター造形も落ちこぼれ主人公と勝気なヒロイン、意地悪な友人達、等々、押し並べて類型的で真新しさは全くない。

が、その直球なオーソドックスさに安心感があるのもまた確か。

最初は警戒心の塊であったヒックとトゥースが、少しずつ距離を縮めていく課程も丁寧に描かれており、なかでもヒックが得意の工作で人工尾翼を開発し、共に大空を翔る事で心を通わすダイナミックな描写は多分に感動的である。

そうした二人の関係から、“相互理解”の大切さを謳ったテーマがストレートに胸をうつ。

自分達の価値観を絶対視するあまり、戦う相手の立場を慮る配慮を忘れた一方通行な戦争の愚かさ、そして父と子の普遍的な確執と云った数々のコミュニケーション問題を同時にあぶり出す手際も鮮やかだ。



それに人間キャラより圧倒的な魅力を放っているのが、本編に登場する個性豊かなドラゴン達。それぞれのデザインも秀逸でキャラが立っており、彼らの動きを観ているだけでとにかく愉快。



そして何と云っても、人間がドラゴンの背に乗って飛翔するスペクタルが圧巻の爽快感!このワクワク感は3Dで味わわなければ、損というものだ。

単純なエンターテインメントとしては最上級のクオリティと云えよう。



しかし、ピクサー作品に比べると、脚本の荒さが目立つのが、やはり難である。

稀少種であるトゥースの能力や種族間での立ち位置も最後まで不明瞭であるし、黒幕の巨大ドラゴンと他の雑魚ドラゴン達の関係性もいまいち納得出来ない。なぜ、それなりに知能のあるドラゴン達が働きアリの如き立場に甘んじているのだろうか?不満があるなら、あの状況では、いくらでも集団離脱可能であろう。

(独裁国家の象徴的な描き方ひとつとっても、『トイ・ストーリー3』のスタイリッシュな処理と比べれば、その差は歴然である)



そういったディテールの甘さもさることながら、結末を夢物語風にまとめあげている点もいかがなものか。

云うまでもなく戦争が起こるのは、コミュニケーション不全だけが問題なのではなく、イデオロギーを離れた“利害関係”が絡んでいるのが現実である。

それを、“絶対悪である専制君主を倒して、その国の人民達を解放してペットにし、楽しく暮らしました、めでたしめでたし”、としめているのだから何をか云わんや。

ラスト、片足を失くしても前向きなヒック少年の姿から、アメリカ国民はどんなメッセージを受け取ったのであろうか?



「子供向けの娯楽映画にかたいこと云うな!」と思われるかもしれないが、本作を“教育的”として無自覚に受け入れたのならば、これほど浅慮なことはあるまい。

ttp://movie.goo.ne.jp/usr/10020608/movie/MOVCSTD16699/index.html
ヨーロッパのどこだったかなー、フランスかイギリスあたりだったと
思うんですけど、「世界にいい影響を与えてる国は?」という、
アンケートをとったら一位は日本だったそうです。これは聞いた瞬間
何とも嬉しいような誇らしいような気持ちになりました。
私にも愛国心なるもんがあるんだなって新しい発見でしたww



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